代表のELSです。ゲーム企画書の書き方【5】

どうもどうも。O-GAMES代表のELSです。

気まぐれにブログ書いてみるシリーズ

『ゲーム企画書の書き方【5】』


前回までのダイジェストは、こんな感じ。
●ゲーム企画書ってプロでも書き方決まってない
●企画書という道具って何なのか?という問いかけ
●道具を使って何がしたいのか、何のために使うのか考えてみる
●企画書を包丁に例えてみたら?
●「企画書ってどうやって書けば良いですか?」
●企画書を書く目的とは
●手順例:【その1】まずは思ったことを箇条書き
●手順例:【その2】箇条書きを重要な順に並べる
●手順例:【その3】拡散した考えをまとめる


今回はシリーズ5回目。そして今までは、リアクション少なっw




●企画例:料理の企画で例えてみる【1】


料理に例えてみよう。

1)目的:彼女を喜ばせるために、料理を作ろう!
2)提案:冬だし寒いから体が暖まる料理でホッとリラックスしてもらいたい。
3)規模:彼女はダイエットしているし味にこだわるから、量より質でいこう。二人だから三人分も作ればOKかな。
4)内容:彼女は洋食がスキって言ってたな。シチューが良さそうだよね。シチューの完成図と、レシピを想像したり調べたりして書いてみよう。
5)課題:作り慣れてる環境だから美味しく作れるわけで、彼女の家の台所は使い慣れてないから道具や調味料が揃ってるのかな。そもそも食材アレルギー無いかな彼女。


さて、企画の根幹である目的が、彼女を喜ばせるため、なのだから、材料を買ってきたり料理を作る前に、彼女に企画書を見せてみるのが得策だろう。

誰しも知っているシチューのレシピを企画書にして彼女に聞く人は少ないだろうが、手料理を振舞おうとする彼氏の提案には、どんな料理作ってくれるの?ってワクワクして聞いてくれるに違いない。

その結果、材料を買ったり、苦労して作る前に、彼女の好みに合致した料理かどうかが、より正確に把握できるだろう。



●企画例:料理の企画で例えてみる【2】


イイね!って反応だったら、ノリノリでシチューを作れば良いと思う。
カップルだから二人とはいえ共同作業。彼女の家でラブラブ料理、楽しそうだよね。


うーん、なんかイマイチ。ノリ悪い反応。
この場合は、ちょっと企画を考えなおさねばなるまい。

イマイチな反応の場合、明確に意向を伝えてくれないことが多い。
ので、彼女の意向を詳しく聞き出してみる。じっくり話を聞いてみるとホンネがボロボロ出てくるもの。
いわゆる、ターゲットリサーチってやつ。


ここで、さまざまな反応が確認できたりする。

「猫舌だからアツイものは苦手なの」「実はシチューあんまり好きじゃないの」「鶏肉の皮が臭くて」「ブロッコリーもキライ」「洋食続きで今日は和食の気分w」「今晩、友達も呼ぼうと思ってたの」

「でもホッとする温かいものっていいよね」「出前にしようかとも思ってたけど、彼氏の手料理、食べたいなw」

なんだか想定外のことが、いろいろとわかってきた。企画の練り直しだなコレは。
材料を買い物したり料理を作る前に、確認して良かった。



●企画例:料理の企画で例えてみる【3】


さてさて果たして、どこまで前提をひっくり返すのか。

根本的に、料理を作るのをやめて、皆で温泉にでも行ってリラックスするのか。

いや、晩飯は食いたいし、そもそも、外食は高いしマズイし。自分で作ったほうがウマイ!
自分がシチュー食いたい!ってのが第一であれば、そもそも目的を見直す必要があるだろう。
やっぱり彼女に手料理を振舞いたい。彼女のために料理を作りたいのだ。


ってことで、1はそのまま。2以降をどこまで変えるか。

自分は、和食でも良いので温かいものを食いたい。でも彼女が猫舌だったとはw
うーん、どうしようかな。和食で熱すぎないモノ?何人分の材料を用意する?自分が作っても失敗しにくいものがイイナ……

んで、もっかい企画を提案してみる。
ホラ、もっかい考えてみたよ!こんな料理はどう?



こんな使い方をする道具。それが企画書だと思う。

確認する相手が彼女であるとは限らない。場合によっては、自分に問いかけて確認したりする。

考えを整理して、自他に問いかけてみて修正する。



質問や意見あったらブログにコメントつけてみてね。

つづくかもだが息切れ気味。ブログってタイヘンだね。



引き続き、プログラマ、事務局メンバー、シナリオライター、大募集中!w

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